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建築の着工から竣工まで!パズルの完成に立ち会える~水道工事の使命!【後編】

 

一つの建物を建設するためには、複数の業者が、それぞれ工事できるタイミングで現場に入り、作業を進めていきますが、
水道工事は、ほぼ全工程に携わるお仕事になります。

それはまるで大きなパズルのピースが一つずつはめ込まれていくのを、見ているかのよう…
徐々に形になり、立派な建物が完成していくまでの、水道工事の役割を詳しく見ていきましょう。

 

目次

 

建設業で唯一の○○専門職

 

ほぼすべての職種協力業者と関わる水道工事

 

内部配管

いよいよ建物内に給排水管やを通していきます。
床下・天井・壁などが仕上がる前に下地の中を通し、そのほとんどは最終的に隠蔽してしまいます。
このような建物内部へ施工することを「隠蔽配管」と言います。住宅家屋やマンションは隠蔽配管が一般的で、外観が良くなることや、外部露出による破損や劣化を防ぐ効果もあります。

ピット内配管の時にもお伝えしましたが、一部メンテナンスが必要な部分はこの限りではなく、普段は人目につかないようなところへ収納し、後からメンテナンスがしやすいようにしていきます。

▼内部配管の様子

 

外部配管

配管の中でも、外壁に絡む配管です。雨どいや消火用の配管、空調・換気設備であるダクトのベントキャップなどがこれにあたります。
外部配管も建物内に見えないよう隠蔽配管が一般的ですが、敢えて露出させ、むき出しの配管をする「露出配管」を採用することもあります。

そのメリットとしては

  • 施工期間が短い
  • 居住空間が狭くならない
  • 排水音が室内に聞こえにくい
  • メンテナンスがしやすい

等があげられます。

もちろん、露出している分、風雨による劣化があったり、外観の良さが好まれないなどのデメリットもあるため、両者をよく比較検討して工事を取り入れる必要があります。

 

器具取付

器具取付は皆さんにもなじみ深い、建物内部で見えている部分の器具を取り付けます。便器や洗濯パン、給湯器や洗面、キッチン等です。

 

外構工事(レベル調整・本管接続)

先行外構の時にも少しお伝えした、先に埋設しておいた配管に、マンホールをつけたりグレーチングを外周の仕上げに合わせて調整し取りつけたりなどを行います。ここでやっと先行外構でした施工が最終局面を迎えるというわけです。

もう建物が仕上がってきて重機が通れなくなっていますので、これを手作業で調整していきます。

下の写真の奥に見えている白いマンホールが床の仕上げレベルになりますので、最後にはマンホールの高さまで土を盛って仕上げます。こちらの施工の場合、最終的に芝が敷かれました。

 

通水試験

いよいよ最後の仕上げです。実際に水を出す試験で、「しっかり圧力があるか」「お湯が出るか」などを測定します。また、排水配管ではピンポン玉を管内に流し、図面通りに出てくるかをテストします。そうすることで図面通りに配管が組まれいる事の確認ができるのです。

給排水管だけでなく換気扇の風量測定も設備屋さんの大事な仕事の内です。

 

 

ビル配管施工の手順フロー図

 

 

まとめ

いかがでしたでしたか?

ビル・マンションにおける水道工事の一連の流れは掴めたでしょうか?

建設における各業者は、「建物を納める」という同じゴールに向かい、協力し合いながら作業を進めていきます。
徐々に形になり、立派な建物が完成していく一連の流れに携われる、水道工事のご紹介でした。

 

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