お風呂やキッチン、洗面所など、生活の中で頻繁に出くわす厄介な水垢…

水垢は見た目が悪いだけでなく、長期間放置すると除去が難しくなりますよね。

今回の記事では、水を扱う弊社ならではのプロの視点から、頑固な水垢を落とす方法について、詳しく解説します。

水垢のできる理由

水道水や真水には、微量ではありますが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。これらのミネラルは水が蒸発した際に固体として残り、その結果として水垢が形成されます。

１回の蒸発で残るミネラルの量はわずかでも、毎日、このミネラルが蓄積されていくと、やがては目に見える大きさの水垢となります。

したがって、私たちが普段見ている水垢の正体は、実は、この日々の積み重ねで育ったミネラルの塊なのです。

 

水垢を落とす方法

家庭にあるものを使用した水垢の取り扱い方を紹介します。

まず、クエン酸を使った方法です。

 

 

💡クエン酸

クエン酸は水垢がアルカリ性であるのに対して酸性を持つため、水垢の除去に効果的です。

クエン酸の洗剤をキッチンペーパーに含ませ、水垢が付着している部分に貼り、ラップで覆います。この状態で約1時間放置し、その後こすり落とすことで水垢を綺麗に取り除くことができます。

また、手に入りやすいお酢でも同様の効果を得ることができます

 

💡重曹

もし、上記の方法で水垢が落ちない場合には、重曹とメラミンスポンジを試してみてください。

重曹は汚れを削る力があり、メラミンスポンジはメラミンフォームという素材で作られ、その特性上、水垢に良く絡みつきます。これらを組み合わせることで水垢を効果的に除去できます。

重曹は、アルカリ性であるにも関わらず、調理にも使われたり、手に入りやすいものですし、手軽にチャレンジしやすい方法です。

 

 

ピカピカの状態を維持するには？

水滴が残っていると水垢の原因になりますが、それを防ぐ簡単な方法があります。

それは、お風呂上がりに鏡や蛇口についた水滴を拭き取ることです。特に、蛇口まわりは、濡れやすいので、水をふき取るためのタオルやスポンジを置いておくか、最近ではオシャレなカバーも売っているので、設置しておくだけで、カビや水垢を予防できてしまいます。

こういった習慣を取り入れることで、水垢を落とす手間も省けます。

また、お風呂場だけでなく、キッチンのシンクや洗面所の蛇口など、水を使う場所全てで同じことが言えます。

この習慣を日常的に行うことで、ピカピカの状態を維持することができ、水垢が発生する頻度も減っていきます。

まとめ　水滴はこまめに拭き取ることが重要

 

本記事では、誰もが一度は悩んだことがある頑固な水垢の落とし方について詳しく解説しました。

ぜひ、皆さんも水垢と上手に付き合い、美しい水回りを維持してみてくださいね。